痣。

あれからというもの、毎日気が狂いそうで怖い。

首筋にあった複数の痣が愛おしくてたまらなくて、

それが薄くなるにつれ、寂しさが押し寄せてきた。

僕は24年生きてきたが、痣を愛したのは初めてだろう。

彼女は初めてにこだわるから喜んでくれそうだ。

まぁこの話はしないが。

 

誰の何の曲を聴いたって彼女の事を考える。

最近PUNPEEの「MODERN TIMES」をよく聴くが、

未来をひたすら考える日々を送る今の僕の状況に合っていて仕方ない。

ポジティブそうでポジティブではない、でも少しポジティブみたいなリリックにぶん殴られる日々。

そんな日々すらも愛おしい。

 

こんなくだらないポエジーの塊みたいな痛い文章を書く自分もそのうち愛せるのだろうか。

今まで愛した事がなかった痣を愛せたのだから、いつか愛せるのかもしれない。