聴こえ方。

さっきも言った通り黒木渚さんのライブ行ってきて。
それで思うのは、これ別に生じゃなくても=DVDでもいいんですけどライブ観るとCD音源が1.5倍くらい深み出ません?
僕そうなんですよね。
セトリ通りのプレイリスト作りたいくらい。
なんか粋じゃなさそうなんでやりませんけど。
今はとにかく黒木渚さんの「自由律」を聴いてますけど、確実にライブ前の1.5倍好きです。ちょうど1.5倍です。

昔からMr.Childrenフジファブリックもそういう感じでした。
フジファブリックの「ロマネ」は野音のDVD見なきゃここまで好きになってない気がしますし、
Mr.Childrenの「横断歩道を渡る人たち」とか「SUNRISE」はSplit the Difference見るまで嫌いじゃないけど特別な気持ちもありませんでしたし。

AVも童貞卒業前と卒業後じゃ全然見え方違いますよ。
卒業前は本番以外の全てが無駄に見えてました。
でも今は割と始まる前のぬるい空気感とか、女の子が軽く恥ずかし笑いしながらちょっとずつ前戯に入っていく感じとか超好きですもん。
自分が体験してないとその辺の意味が分からないんですよね。

・・・えーっとごめんなさい、後半全然関係ないです。忘れてください。これ単なる性癖です。性癖言っただけです。

今日の黒木渚さんのライブの感想書こうと思ったのに気付いたら何故か頻尿の話してた。

黒木渚さんのライブに行ってきました。黒木渚 ONEMAN TOUR 2015「自由律」@東京EX THEATER ROPPONGI。
どこまで何を言って良いのか難しいのですが一応ツアーファイナルなのでそれなりに踏み込んでいいのかなと思っています。

そもそも、僕は音楽が好きですがライブというものは全力で避けてきました。
行きたくても行きたくても避けてきました。

僕は頻尿なのです。
中学生の時になってから今も尚、頻尿です。頻尿ボーイです。
最近相方の方がトイレ近いので霞んでますけど。それはどうでもよくて。
僕の頻尿はトイレに行けない・行きにくい状況になるとめちゃくちゃ近くなるのです。
厄介なのがさっき行ったしこれはエア尿意で大丈夫なやつだろ、と思っていると普通に出るんですよね。
膀胱の工場長が納期勘違いしてるみたいな感じです。

そんな感じなので中学時代から授業・教室というものが苦手でしたし、バス必須の修学旅行は全て休みました。
だもんで、舞台やライブなどはもってのほかでした。
舞台から見えるんですよ、席立つと。
これは演劇部での経験もあるし、漫才やらせてもらった時の経験にも基づいてるんですけどね。
で、しかもトイレ行く人なんかいないじゃないですか。
だから行きたいライブや舞台はソフト化を待ってDVDでずっと楽しんできました。
心のどこかで楽しそうな客席を羨んでいたとも思います。

そんな僕が去年の夏、黒木渚さんのフリーライブへ行きました。
ライブが終わるその瞬間までありえない事でした。
他のアーティストのインストアライブへ行ったりして自信がついてたのもあります。
その時リリースされた「君が私をダメにする」の初回盤に付いていたLIVE CDの中の「私達にはタイムリミットがある。今日を掴んで生きなきゃ」という黒木渚さんの言葉に衝撃を受けてこの人のライブへ行きたいと思ったのもあります。
けれど、最終的に「フリーだし」「まぁ言ってもフリーだし」「フリーってアレだろ?」「ダーターだからなんかイケるだろ」などと意味不明な理論で気軽にチケットを取ってしまったのです。
今思い返せば既に僕は黒木渚さんに何かを感じて自分自身が変わり始めていたのかもしれません。

結果から言えばこのフリーライブ、頻尿の件は余裕でした。8年近く悩んでいた事が嘘のように。
これがきっかけでお笑いのライブにも行くようになりました。
本当に感謝しています。
黒木渚さんと出会わなければ僕は今も病気を盾に生のエンターテイメントを拒絶していたと思います。

僕が何故黒木渚さんに魅せられているのか。
当然でしょう?
僕の世界を広げてくれたのですから。
誇張でも比喩でもなく僕の人生を変えてくれたのです。
心酔もしますよ。

そんな僕が見た自由律ツアーファイナル。
黒木渚さんは常に音楽の、時代の、民衆の先頭を突っ走っています。
それを証明するかのようなライブ。
細い身体から物凄いパワーをひねり出して客席の僕らにぶつけてきます。
演出も素晴らしかったと思いますよ。
特に「テンプレート」からの「107」は鳥肌が立ちましたし、「大予言」における5分後の未来を自分達で切り開くという演出はもう拍手でしかないですし。
開演前のアレも。
でもそれ以上に黒木渚さんの力強さ。
言葉身体声歌表情全てを使って僕らに訴えかけてくるんです。
黒木渚という生き方を。その素晴らしさを。
あのフリーライブで僕の人生が変わったように、今日の客席にもこのライブを見た事で人生が変わった人がいると思う、そんなライブでした。

今日もまた僕は黒木渚さんに引きずられていました。
多分明日も明後日も春のワンマンでも引きずられているのだと思います。
せめて「引っ張られている」位になるよう、必死についていくつもりです。
それでも引きずられてしまうのでしょうね。
それが黒木渚さんなのですよ。

矢部さんはカッコいい。

僕はボケもツッコミもやっているつもり。
さまぁ〜ず大竹さんや極楽の加藤さんがやっている「どちらにも揺れる立ち位置」が好きなので、多分僕もボケかツッコミ、どちらかに絶望するまではゆらゆらしていると思う。

そんな僕がツッコミの中で好きなのはナインティナイン矢部浩之さん。
僕は元々ナインティナインさんのオールナイトニッポンのリスナーだった。
矢部さんの相方を立てる相槌やツッコミを毎週聴いていた。
ある日、矢部さんはラジオブースから立ち去ってしまった。
僕らの耳には1人の声しか届かなくなった。
4年くらい聴いてるし・・・という長いんだか短いんだか分からないリスナー歴のありもしない圧に押されて惰性で聴き続けた。
でも結局はラジオを消した。1人しか喋らない木曜日は僕にとってもうあの木曜日じゃない。
それくらい僕の中では、ナインティナインというコンビにおいて、矢部さんの存在が大きかったのだ。

矢部さんをカッコいいなぁと思った事。
ダウンタウンさんとナインティナインさんがアカン警察で久々に共演した時、なぜ長らく共演がなかったかというVTRが作られた。

僕はそういう共演NGとか見た事ない組み合わせが好きなお笑い好きゲス太郎。
そんなゲス太郎の間でダウンタウンさんとナインティナインさんの関係性を語る時に必ず通る「チンカス事件」と「パネル真っ二つ事件」。
この事件に触れるのではないかと凄くドキドキした。

あの頃若くしてテレビの王者だったダウンタウンさん。
そんなお二方が何故かナインティナインさんを遠隔攻撃したこの二つの事件。
松本さんが自著の中で「ナインティナインダウンタウンのチンカス」と表現し、ガキの使いでは吉本芸人のパネルを使った企画の際、なんの脈絡もなく矢部さんのパネルが真っ二つに割られた。
これは異常でしかなかった。
ダウンタウンさんは既に王者。どんなに勢いがある若手が出てきたとしても揺るがない王者。そんな王者が何故ナインティナインさんをあからさまにイビる必要があったのか。
その異常を解き明かす時が来たのだ。

しかし結果から言えばアカン警察でチンカス事件もパネル真っ二つ事件も触れられる事はなかった。

ここを解き明かさない事にはこの共演は何も始まらない。そう思っていた。
アカン警察はその大事な部分をなかった事にした。
僕はもう2度とこの異常に触れる人は出てこないと思った。

ところが後に、その避けられた異常に触った男がいた。
それこそが矢部浩之さん本人だ。
SWITCHという雑誌で浜田さんが特集された時の事。
その特集の中で矢部さんもインタビューを受けている。
先輩芸人浜田雅功さんの特集。
そこで矢部さんはさらっとチンカス事件にもパネル真っ二つ事件にも触れていた。
その異常を普通のエピソードのように語っている。

僕は震えた。
当時ツッコめなかった異常に対して、普通にツッコむ矢部さん。
それは某FMDJや某歌手に牙を剥いていた、あの頃の、若手ツッコミ芸人矢部浩之さんのようだった。
だがそれだけではない。
その件を大袈裟に言わず淡々と振り返ったのだ。
それは、まるで甘噛みだが確実に跡は残すようで。
勢いで噛みちぎって軽い騒動になっていたあの頃と比べて矢部さんのツッコミは進化していた。
全ての人を最低限の傷で納得させたのだ。

それ以降矢部さんを見るたび、たまに出る、牙まではいかないけど確実に跡が残る犬歯のような噛みつきを楽しみにしている。
僕は断言できる。矢部さんはカッコいいツッコミであると。

ラジオ定期監視リスト<2016/01/08現在>

<月>
月曜JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力

<火>
ななくさのラジオ DEMOBAN!!

<木>
木曜JUNK おぎやはぎのメガネびいき
アルコ&ピースのオールナイトニッポン0

<土>
清水富美加 みなぎるPM(暫定)

Podcast
新・ユリオカ超特Qポッドキャスト 無謀な企て

<録音再生>

(敬称略)

バラエティ定期監視リスト<2016/01/08現在>

<月>

SMAP×SMAP(フジ)

内村さまぁ〜ず(MX)


<火>

そんなバカなマン(フジ)


<水>

水曜日のダウンタウン(TBS)

マスカットナイト(テレ東)


<木>

とんねるずのみなさんのおかげでした(フジ)

アウト×デラックス(フジ)

さまぁ〜ず×さまぁ〜ず(テレ朝)


<金>

全力!脱力タイムズ(フジ)

ウレロ☆無限大少女(テレ東)

さまぁ〜ずの神ギ問(フジ)

くりぃむナンチャラ(テレ朝)


<土>

めちゃ×2イケてるッ!(フジ)

嵐にしやがれ(日テレ)

さんまのお笑い向上委員会(フジ)

家、ついて行ってイイですか?(テレ東)

ざっくりハイタッチ(テレ東)

こそこそチャップリン(テレ東)


<日>

モヤモヤさまぁ〜ず2(テレ東)

ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!(日テレ)


<局別>

日テレ・・・2

TBS・・・1

テレ朝・・・2

テレ東・・・6

MX・・・1

フジ・・・8


<即予約ワード>

黒木渚

女子プロ野球

トミタ栞

藤井健太

フレデリック


(敬称略)

ピンのラジオ終わりました。

僕の別宅を解体しました。

自宅へ帰って家庭を築く事に集中します。

離婚を考えていた時期もありましたが、今が楽しいのでそれでいいです。

あの別宅がなければ僕はこの半年で起きた色々な事を消化できずに胃腸が爆発していたと思います。

ホームと言いながら隔週でしか帰れない家のスキマを埋めてくれました。

でももう役割を果たしたのだと思います。


そんな事を言っておきながら。

きっと夏頃、例の祭りの感想で、また歯痛ポーズをする僕が喋っているとは思いますが。

そうじゃなくても1人で喋りたくなったら。。。

その時はその時。

今日のところはさようなら。


半年間、お付き合いいただきありがとうございました。